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    経営者意識とは何かを知り、仕事ができる人になる

    この記事では「経営者意識とは何か」を知り「仕事ができる人」になるための考え方と具体的手法を解説しています。”経営者意識をもって”と上司から言われた人は必見です。

    この記事を書いた人

    学びプロデュース事務所代表 松田隆宏

    学びプロデュース事務所代表 松田隆宏

    30社を超える経営コンサルティングを行いながら、1400名を超えるキャリア支援を行う。
    現在はビジネスパーソンが自分にあった「スキル」を学ぶ場所として”学び塾”にも力を入れている。

    経営者と会社員の決定的な違い。

    経営者意識とは何かを知るためには、「経営者脳」と「会社員脳」の”考え方の違い”を知ることが重要です。では、経営者脳と会社員脳では、どのような考え方が違うのか。

    その違いは大きく3つあります。

     

    • 1.お金に対する考え方
    • 2.時間に対する考え方
    • 3.物に対する考え方

     

    以上3点です。

     

    大切なのは実際の役職ではありません。

    会社員だとしても”経営者意識”をもった「経営者脳」であれば、

    仕事ができる人です。

     

    逆を言えば、「社長」だとしても”経営者意識”がないと

    仕事で成果を出すのは困難です。

     

    このあと具体的に「経営者脳」と「会社員脳」の違いを

    一つ一つ詳しく解説していきます。

    ①会社のお金と自分のお金

    経営者と会社員の考え方の違いの一つ目が「お金についての考え方」です。

    経営者意識がある方は「1円」をケチりますが「数百万円のお金」をバッと使うこともあります。

     

    このお金の感覚は、会社員脳の方には少し分かりづらいかもしれません。

     

    会社員脳の方は、「会社のお金」だと思い無駄遣いをしがちです。

    しかし、経営者脳の人は「1円」でも自分のお金のように大切に使います。

     

    そんな経営者脳の人が「高額な意思決定」をするときがあります。

    会社員脳の人からすると、一見無駄遣いに見えるかもしれませんが、

    経営者脳の人は「明確にお金を使う基準」をもうけています。

     

    それが「使うお金」が”生き金”か”死金”かです。

    100円多く支払いをしても、そのお金が”死金”だと思ったら、社長はその100円をケチります。

    100円多く支払うメリットがないからです。

     

    けれども、100万円支払うことが”生き金”だと思えば、100万円の意思決定をします。

     

    経営者脳と会社員脳のお金の使い方の違いは「”生き金”か”死金”か」という視点をもち、お金を使っているかどうかなのです。

     

    あなたが最近会社のお金で買った物にはその金額以上の明確なリターンがありますか?

    イエスで答えられる方は「生き金」なので経営者脳と言えるでしょう。

    答えがノーとなる人は「死金」の可能性があるので、会社員脳です。

     

    ぜひお金を使うときは”生き金か死金か”という視点をもつようにしてください。

    ②時間に対する考え方

    次に経営者脳と会社員脳の違いをうむのは「時間に対する考え方」です。

    よくよく言われておりますが、会社員脳の方は「時間」で働いています。

     

    時給が1000円だから、8時間働いたら8000円。

    一ヶ月に176時間働かないといけないから、とりあえず176時間働こうと。

     

    しかし、経営者脳の人は時間で働くのではなく「生み出す価値」で働いています。

     

    176時間働いていても「価値」を生み出していなければそれは仕事とは言えません。

    決まっている「作業」を行っているだけでしょう。

    このような「作業」という「価値」を生み出さない仕事はどんどんAIに置き換わっていくでしょう。

     

    自分自身のキャリアのためにも「価値を生み出す」「価値を提供する」というところに拘ってみてください。

     

    また、もう一つ経営者脳と会社員脳で時間に対する考え方が違うことがあります。

    それは「経営者脳は時間を資産に変え、会社員脳は時間をお金に変える」です。

     

    この考え方も大切ですのでぜひ覚えておいて下さい。

    具体的に社長は時間を「どのような資産に変えているのか」はまた、

    別の記事でご紹介していきますね。

     

    兎にも角にも「時間に対する考え方」次第で「行動」が変わります。

    経営者意識をもって、成果を出したいのであれば「時間に対する考え方」を変えることはマストです。

    ③物に対する考え方

    最後の考え方の違いが「もの」に対する考え方です。

    経営者脳の人は備品などの物を「大切」に使いますが、会社員脳の人は物をまるで「消耗品」かのように「雑」に扱います。

     

    それもそのはず「自分のお金で買ったものではない」からですね。

    自分の物なら大切にするが、会社の物は大切にしない。

    典型的な会社員脳の人あるあるです。

     

    経営者意識があるかどうかも、会社の「備品」をどのように扱うかで分かってしまうのです。あなたが雑に物を扱っている姿を社長も経営層も”必ず”見ています。

     

    もし、会社の物を雑に扱っているという心当たりがあるかたは、今すぐその習慣を変えましょう。会社の物を雑に扱っている人を、社長は評価しません。

    なぜならば、会社の物を雑に扱う人に「経営者意識」がある人は居ないからです。

    まとめ~経営者脳をインストールする為に~

    経営者意識をインストールするためには下記3つの考え方を変える必要があります。

     

    1.お金に対する考え方

    2.時間に対する考え方

    3.物に対する考え方

     

    そして、考え方とは「思考の習慣」です。

    そんなに簡単に変えることはできません。

     

    なので、今日お伝えした内容から「なにか1つ」行動することを決めて、

    実践してみて下さい。

    そして、その取組が意識せずともできるようになったら、もう一度この記事を読んで「次のやること」を決めて下さい。

     

    このように「思考の習慣」を「行動の習慣」に変えることで、

    徐々に経営者脳をインストールすることが可能です。

     

    ぜひ実践してみて下さい。

     

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