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    考えが浅いと言われない。知識とフレームワークで思考力を伸ばす方法

    考えが浅い、思考が浅いと言われた時には「明確」な改善方法があります。 本日は考える力や思考力を高める方法をお届けします。

    この記事を書いた人

    学びプロデュース事務所代表 松田隆宏

    学びプロデュース事務所代表 松田隆宏

    30社を超える経営コンサルティングを行いながら、1400名を超えるキャリア支援を行う。
    現在はビジネスパーソンが自分にあった「スキル」を学ぶ場所として”学び塾”にも力を入れている。

    あなたの思考力を最大限に引き出す:知識を増やす戦略とフレームワークの活用

    一人ひとりが持つ思考力を最大限に引き出すためには、何よりもまず知識を増やすことが必要です。

    人間は、自分がすでに知っていることについてだけ考えることができます。

     

    例えば、料理について考えようとしたとき、料理についての基本的な知識や技術、

    食材や調理法についての情報がなければ、新しい料理を考え出すことは難しいでしょう。

    これは単に料理に限った話ではなく、ビジネスや科学、芸術など、あらゆる分野においても同様です。

     

    考えが浅いとされる人々は、しばしばその知識の浅さが原因で、

    思考が行き詰まることがあります。

    これは脳の構造や能力が不足しているわけではなく、

    思考のための「素材」が足りないためです。したがって、

    知識を増やすことは、思考力を向上させるための最も効果的な手段となります。

    知識を増やすための二つの戦略:横に広げる学びと縦に深める学び

    知識を増やすための戦略は、大きく分けて二つあります。

    「横に広げる学び」と「縦に深める学び」です。

    これらの戦略を理解し、それぞれを適切に活用することで、思考力を広げ、深めることが可能になります。

    横に広げる学び:知識の領域を広げる

    「横に広げる学び」は、自分がまだ知らない多様な分野に触れてみることです。

    例えば、趣味の領域を考えてみましょう。スポーツから文学、音楽、美術、科学、哲学まで、

    趣味の領域は無限に広がっています。さらに、それぞれの領域内でも、さまざまなサブカテゴリーが存在します。

     

    スポーツであれば、サッカー、バスケットボール、テニス、ゴルフなど、さまざまなスポーツがあります。

    同様に、音楽ではクラシック、ロック、ジャズ、ヒップホップといった幅広いジャンルが存在します。

    これら全てを体験することは難しいかもしれませんが、

    それぞれから何か一つをピックアップして学びを広げていくことで、

    あなたの視野は広がり、思考力も自然と向上します。

    縦に深める学び:知識の深度を増す

    次に、「縦に深める学び」は、ある特定のテーマについて深く学ぶことです。

    たとえば、先ほどの例で挙げた「サッカー」について、単にサッカーが好きであるというレベルを超えて、

    試合の戦略、選手の技術、歴史、さらにはその文化や社会的な影響までを深く理解しようとするとき、

    これは縦に深める学びとなります。このように、

    1つの事柄に対して深く理解を深めていくというのが「縦に深める学び」です。

    効果的な思考のためのフレームワークを持つ

    さて、多様な知識を身につけたとしても、その知識をうまく活用できなければ、

    思考力の向上にはつながりません。それを防ぐために重要なのが、

    考えるための「フレームワーク」を持つことです。

     

    フレームワークとは、一言で言うと思考の「型」や「枠組み」のことで、

    一つの問題をどのように分解し、どのように解決に向けて進めていくかの指針となります。

     

    具体的なフレームワークの一つとしては、「ロジックツリー」があります。

    ロジックツリーは、大きな問題を小さな問題に分解し、

    その解決策を一つ一つ見つけていくことで、全体の問題解決に繋げていくという考え方です。

     

    知識のデータベースとフレームワーク:思考力を高める二つの要素

    まとめますと、思考力を高めるためには、知識のデータベースとフレームワークの両方が必要となります。あらゆる前提知識を増やすことで、あなたの「思考の素材」を豊かにすることができます。そして、その知識を有効に活用するためのフレームワークを習得することで、具体的な問題解決能力や創造性を向上させることが可能となります。

     

    具体的な例として、仮にあなたが料理のレシピを考えることになったとしましょう。あなたが持っている食材や調理法についての知識、つまり「知識のデータベース」が豊かであればあるほど、多彩なレシピを思いつくことができます。しかし、それだけではまだ十分ではありません。どの食材をどのタイミングで使うべきか、どの調理法がどの食材に適しているかなど、レシピを考える際の「フレームワーク」も必要となります。

     

    別の例として、ビジネスの世界を考えてみましょう。マーケティングや財務、人事、製品開発など、ビジネスにはさまざまな要素があります。これら全ての領域についての知識を増やしていけば、企業の状況をより広い視野で理解し、問題解決に取り組むことができます。しかし、これらの知識を組み合わせて戦略を構築するためには、SWOT分析やPEST分析などの戦略フレームワークの理解も必要となります。

     

    このように、知識とフレームワークは思考力を高めるための二つの要素であり、両方をバランスよく育てていくことが重要です。自分自身の興味や目指す目標に合わせて、知識のデータベースを増やし、フレームワークを学び、自分自身の思考力を日々高めていきましょう。

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