20代・30代で変わる「求められるスキル」の違いとキャリアの描き方
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20代と30代では「求められるスキル」が大きく変わります。年代別であなたの理想的なキャリアを描くために必要なスキルを具体的に解説していきます。
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学びプロデュース事務所代表 松田隆宏
学びプロデュース事務所代表 松田隆宏
30社を超える経営コンサルティングを行いながら、1400名を超えるキャリア支援を行う。
現在はビジネスパーソンが自分にあった「スキル」を学ぶ場所として”学び塾”にも力を入れている。
20代・30代で大きく変わる求められるスキル
働くにあたって基本的に上司の指示を受け、実行することをメインとして動く20代。
プロジェクトを抱え、自分を中心に動いていくことがメインになる30代。
同じ会社の同じ部署内で働いていても、年代によって働き方や必要になるスキルは大きく変わってきます。
結論からお伝えすると
20代で求められるスキルは「コミュニケーション力」と「素直さ」
30代で求められるスキルは「販売力」と「企画力」
それぞれ2点です。
高いコミュニケーション力や素直さを持っていれば20代で活躍することは可能ですが、そのままでは30代での活躍は難しいです。
30代では、プロジェクトやチームの中心となり、主導権を握ることが求められます。そのため、販売力と企画力というスキルが重要になってきます。
このあと具体的に「20代で求められるスキル」と「30代で求められるスキル」の違いを
一つ一つ詳しく解説していきます。
20代で求められるスキル
先ほど、20代で求められるスキルは「コミュニケーション力」と「素直さ」とお伝えさせていただきました。それでは「コミュニケーション力」「素直さ」とは具体的にどういったことなのか詳しく解説いたします。
コミュニケーション力〜人当たりの良さ〜
20代で必要なスキルの一つ目が「コミュニケーション力」です。
コミュニケーション力といえど定義は幅広くありますので、深堀りして考えていくと、まず「人当たりの良さ」があげられます。
人当たりの良さとは、相手を不愉快にさせないことを意味します。
相手を不愉快にさせないためには、基本的な挨拶や笑顔で接することに加え、相手の意見や感情を敏感に察知し、思いやりを持った態度を示すことが求められます。
あなたの周りに、上司から様々な仕事を任せてもらえている人はいませんか?
その人の挨拶や表情はどうでしょう。
きっと大きな声で挨拶をして、常に笑顔でコミュニケーションを取っているかと思います。
良好な人間関係を築くことで、信頼や協力関係を深め、業務の円滑な進行や成果の向上につなげることができます。
相手を不愉快にさせずにコミュニケーションを取る能力は、働くことにおいて非常に重要なスキルと言えます。
自分に対する自信
さらに深掘りをしていくと、コミュニケーション力とは「自信がある」ことがあげられます。
自信があるとは、物怖じせずに自己表現や意見交換を行うことを意味します。
自分の話す内容や、提供するモノに自信があるからこそ会話が成り立ちます。
話すこと自体に物怖じしてしまうと「この人はコミュニケーション力」が低いと捉えられてしまいます。
自信を持ってコミュニケーションをすることで、自己の存在感や価値をアピールし、プロジェクトの推進やビジネスの成果に貢献することができます。
自信を持ち、自己の考えや意見を積極的に伝えることで、自己成長や自信のキャリアを築く成功への道を切り拓くことができるのです。
素直さ
次に必要なスキルは「素直さ」です。
素直さを深掘りして考えていくと「嫌われない」ということがあげられます。
嫌われないためには、人々から好かれることを目指す姿勢を持つことが重要です。
あなたが上司だったら、どんな部下を好きになりますか?
フィードバックに対して素直に耳を傾け、素直に実行してくれる部下には、ついつい優先して面倒を見てしまう上司は多いのではないでしょうか。
好意的な関係性を築くことで、信頼を得て、仕事の効率性や結果の向上につなげることができます。
したがって、他者から好かれることを意識し、素直な態度を持つことは、ビジネスにおいて必要なスキルと言えます。
30代で求められるスキル
20代では、「コミュニケーション力」と「素直さ」が重要なスキルとお伝えしましたが、どんなにコミュニケーション力が高く、人から好かれても、自分でモノが売れなければビジネスは成立しません。
そのため30代になると、新たな要素が求められます。具体的には、「販売力」と「企画力」が必要とされ、自分自身が積極的に商品やアイデアを売り込む能力が求められます。
販売力〜マーケティングと営業〜
販売力を深堀りして考えていくと「マーケティング」と「営業」に分けられます。
マーケティングでは、市場調査や顧客ニーズの分析を行い、自社の商品やサービスを効果的に販促する戦略を立てます。
また、営業では、顧客との関係構築や交渉力を活かし、自社の商品やサービスを提案し、契約を獲得することを目指します。
自らのアイデアや価値を相手に魅力的に伝え、成果につなげる力が求められます。
つまり、「自分でモノを売る力」がなければ30代では活躍ができません。
マーケティングと営業どちらもできることが理想ですが、30代では少なくともどちらかのスキルを持ち、自分でモノを売らなければなりません。
企画力〜自分で商材を作る〜
続いて企画力を深掘りして考えていくと「自分で商材を作る」ということが挙げられます。
30代後半に入っていくと、「モノを売る」だけではなく、自分で「売るモノを作り出す」ということが求められてきます。
企画力を持つことで、他社と差別化し、顧客のニーズにマッチした商材を提供することが可能となります。
自分で商材を作ることで、自己のビジョンを具現化し、成果を上げることができます。
結局、ビジネスとは、「作って売る」しかありません。
つまり自分で商材を作り、自分で売れる人が成功します。
まとめ~もっとも必要なスキル~
20代と30代で「求められるスキル」の違いをお伝えしました。
20代では
- 1.コミュニケーション力
- 2.素直さ
30代では
- 1.販売力
- 2.企画力
なので、今日お伝えした内容から
「20代で活躍できていて30代以降ももっと活躍したい」という方、
「30代になった途端に、急に伸び悩んでいる」という方は、
「販売力」「企画力」を学んでみてください。
このように「人当たりもよく」「自分で売れて」「売るモノも自分で作れる」
これを40代までにできるようになっていれば、理想的なキャリアを描くことが可能です。
ぜひ実践してみて下さい。
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